スタッフブログ凍った路面で滑って転倒(圧迫骨折)70代女性~GTS・体幹トレーニング

今回は凍った路面で滑って転倒し、圧迫骨折した70代女性の施術内容についてご紹介します。   来院した際に伺った詳細は下記の通りです。 ・自宅から出かける際に路上で転倒した。 ・路面が凍っており、転んだ時に尻もちをついた。 ・その後から背中に痛みを感じるようになった。 ・以前、病院で骨粗鬆症と言われたことがある。 ・腰を反らしにくくなった。 ・軽く体を丸めるのは楽だが、寝返りや前に曲げすぎると痛みが増す。 ・背骨を触って確認すると第12胸椎に痛みがあり、少し飛び出した感じがある。 ・上記の場所をつつくように軽い刺激を加えると痛みがある。 ・足へ神経痛は無く、排便・排尿も問題なく行う事が出来る。   上記の状況を踏まえて判断すると、転倒して第12胸椎の圧迫骨折したことが考えられます。 今回は骨折の疑いがある為、専門医の診察をお願いしました。 この時点で神経症状が表れていない為、軽度と判断しましたが、痛みを堪えて日常生活を行っていくと重症化する事があります。 後日、容体について伺ったところ圧迫骨折があり、現在はコルセットをして安静にしているとの事でした。 その後、医師の適切なアドバイスに従い、接骨院へ来院できるほどまで回復されました。   背骨の骨折の場合、重傷の場合は長期間ベッドでの安静が必要になる事があります。 そうなった時に高齢者の方は呼吸器や尿路の感染症や認知症が進行するリスクがあります。 また、骨粗鬆症が原因で圧迫骨折が一度起こると、発生した場所の上下が骨折する可能性が高くなります。 そのようにして、高齢女性の背中が丸くなっているのは胸椎に発生した複数の圧迫骨折が原因となっていることがあります。(老人性円背)   以上の危険から身を守るためにも普段からの食生活や運動が大切になります。 食事面ではカルシウム(牛乳や小魚)・ビタミンD(魚やシイタケ)・ビタミンK(納豆や緑黄色野菜)などを含む食材をバランスよく摂取します。 逆に喫煙や飲酒、リンや砂糖などの過剰摂取はカルシウム吸収の妨げとなりますので、注意が必要となります。   また、運動面では外で日光を浴びながらウォーキングや階段の昇降をする事により体内でビタミンDを作りながら骨や筋肉へ適度な刺激を加えます。 他にも足首の柔軟性が重要となります。 理由としては地面の傾きに足首が追い付かないとふらつき、転倒の原因となってしまいます。   当院の対応としては骨折が回復し、医師から軽い運動の許可が出たらトレーニングを開始します。 内容として、GTSや自重を使用してのトレーニングを中心に体調・回復状況に応じてメニューを組みます。 そして、体幹(腹横筋・多裂筋)を鍛えて背骨に負担がかからない体作りをします。 しかし、一番のお勧めは骨折する前からトレーニングを始めて、健康的な生活を送る事です。   現在の筋力や柔軟性に不安な方は是非、ご相談ください!