スタッフブログアメフトでタックルを受けて肩を負傷(20代男性)~原因・応急処置・施術内容

今回はアメリカンフットボールの練習中に右肩を負傷した男性の施術内容についてご紹介します。来院した際に伺った詳細は下記の通りです。

来院時の症状

・アメリカンフットボールの練習中にタックルを受けて、転倒した際に右肩を地面へ激しくぶつけた。
・受傷直後から腕を上げようとすると激しい痛みがあり、何もしなくても肩に痛みがある。
・患部には熱があり、触ると痛みがある。

肩鎖関節の捻挫と棘上筋の損傷

上記の状況を踏まえて、関節や筋肉の損傷度合をテストして判断すると、肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨の関節)の捻挫と棘上筋の損傷が考えられます。肩鎖関節が損傷された場合は脱臼・亜脱臼と判別しなければなりませんが、今回は鎖骨の外端が浮き上がる事が無かったので捻挫と判断します。この症例は保険適用となります。

今回の負傷は柔道・ラグビー・サッカーなどのコンタクトスポーツ、バイク・自転車事故、転落・転倒など肩の外側を強く打ちつける事によるもので、靱帯や筋肉を痛めます。

応急処置方法

応急処置として、競技中や練習中に負傷した際にはすぐに熱がある場合は冷やして、肩をむやみに動かして確認をしないようにしてください。判断を誤ると復帰までに多くの時間がかかりますので、早めに医療機関へ向かってください。

当院での施術方法

当院では最初に炎症を起こしておりますのでアイシングで患部の熱を取り除きます。次に電気治療や超音波治療器を使用して炎症を抑え、痛みを緩和させます。そして、筋肉をほぐしてリンパ・血流の改善を行う事で回復を早めるようにします。最後に肩をテーピングや損傷が重度の際には三角巾で固定します。

以前のブログでベンチプレス中に負傷した内容がありましたが、この時期に肩を90度以上挙げて動かす関節が不安定となり、痛めた場所に負担となりますのでやらないようにしてください。

棘上筋を負傷している為、肩関節外転60度(脇を開けるように横から腕を上げる)くらいで痛みが出て、挙上(腕を正面から上に上げる)でも肩鎖関節を負傷している為に痛みが出ます。

肩のインナーマッスルを鍛え再発を防止

痛みが治まったら運動療法(トレーニング)と可動域を広げる為のストレッチを行います。棘上筋だけではなく、肩のインナーマッスルである、肩甲下筋・棘下筋・小円筋も鍛えて再発を防止する事が大切です。また、肩甲骨の柔軟性も重要となりますので、こちらはストレッチで可動域を広げます。次に元の状態まで回復してきたら、GTSを使用してのトレーニングをオススメします。

ケガをして受診が必要か迷った際にはお気軽にご相談ください!

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