スタッフブログ膝痛の場所からみる症状一覧

みなさんこんにちは。梅雨空でスッキリしない天気が続いておりますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日は膝の痛みについてのお話です。

一言に膝が痛いと言っても、その痛みの部位によって症状は異なります。今回は部位ごとにどんな膝の症状があるのか説明していきます。

 

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1.膝のお皿

①膝蓋骨不安定症
膝のお皿の動く範囲が広くなりすぎている
お皿が大きく動いて不安定感を感じる
原因:過去に膝のケガがある、先天性

②膝蓋骨軟化症
お皿の裏面の軟骨がすり減り炎症を起こしている状態
若い女性に多い
お皿を押すと痛みが出る
原因:ジャンプやマラソン競技でのオーバーユーズ、X脚、筋力不足

③タナ障害
膝の関節内にあるタナ(ヒダ状の膜)が炎症を起こしたもの
膝を動かした際に何かが挟まっているような感じがする
原因:オーバーユーズ

④関節水腫
膝に水が溜まっている状態
膝が腫れ、痛みやだるさが出てくる
原因:膝の軟骨や骨のすり減りによる刺激

 

2.膝のお皿の上

①膝蓋大腿関節症
太ももの骨と膝のお皿からなる関節が炎症を起こしている状態
お皿の上部が痛い
原因:加齢、オーバーユーズ、過去にお皿の脱臼をしたことがある人にもみられる

②変形性股関節症
股関節の骨や軟骨がすり減り変形を起こしたもの
膝の上、股関節、臀部、太ももに痛みを感じる
原因:先天性、過去に股関節を痛めたことがある

 

3.膝のお皿の下

①膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)
お皿と脛の間にある靭帯(腱)が炎症を起こしたもの
高校生以降の男子に多い
原因:運動でのオーバーユーズ

②オスグット・シュラッテル病
成長期の急激な身長の伸びにより柔らかい骨が筋肉に引っ張られて炎症を起こした状態
成長期の子供に多い
膝の下の少し出っ張っているところが更に膨らんでくる
原因:成長期の過度な運動

 

4.膝の内側

①鵞足炎
鵞足と呼ばれる筋肉の付着部が炎症を起こしている
膝を伸ばしきった際に膝の内側から膝下が痛い
原因:膝が内側に入る動作が多い

②タナ障害

③内側側副靭帯損傷
過去のブログを参照してください

④内側半月損傷

 

5.膝の外側

①腸脛靭帯炎(ランナー膝)
膝の外側にある腸脛靭帯が炎症を起こしている状態
長距離選手や登山者に多い
原因:オーバーユーズ、間違ったフォームでの歩行や運動

②外側側副靭帯損傷

③外側半月損傷

 

6.膝の裏

①裏もも又はひざ裏の筋肉がはっている
膝裏を構成する筋肉の緊張度が高まっている
膝を伸ばしきる事が出来なくなる
原因:ストレッチ不足、前ももの筋肉とのアンバランス

 

7.その他
①関節リウマチ
②有痛性分裂膝関節
③坐骨神経痛
などでも膝の痛みを感じる事があります。

 

上記の様な膝の痛みのみで症状名を決定する事は出来ません。しっかりとした運動検査等をして、最終的な状態を診ていくものですので、膝の痛みが気になる方は一度ご相談ください。