スタッフブログマッサージ・あん摩・指圧ってどれも同じじゃないの?~意義・目的・効果を説明します~

みなさんこんにちは。

なかなか太陽が顔を見せてくれませんね。

急激に冷える日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今回はマッサージと按摩・指圧についてのお話です。

 

マッサージ・按摩・指圧はどれも同じではないのかと思っている方は多いと思います。

実際のとこと、どれも同じ生体反応を期待して行っているものなので、一緒と言っても間違えではありません。

ですが、細かく分類するとかなり違うものです。

まずは各手技の説明をしていきます。

 

①    マッサージ

マッサージはヨーロッパ発祥の手技が医療用に応用されたものです。

語源はアラビア語のMass(押す)とギリシャ語のSso(こねる)から来ているといわれています。

つまり、手を以てこねたり押したりする手技ということです。

マッサージは痛みやしびれがある部位に対して、手でおさえ・さすり・もみなどをして和らげる効果があります。

皮膚に直接、求心性(末梢→中心)の手技を加えることにより血液・リンパ液の循環が良くなり、新陳代謝機能も向上します。

現在では医療補助としての施術から保健分野・美容分野・スポーツコンディショニングの分野など様々な場面で活用されています。

 

②    按摩

按摩は中国から伝わってきたものです。

東洋医学における気血の虚実(虚:エネルギー不足 実:邪気の充満)にたいして行い、経絡に沿っての施術がメインですが体のコリや痛みに対しても行います。

按とは「おさえる」という意味で、瀉法(体内の悪いものを出す)となります。

摩とは「なでる」ことで、補法(体の抵抗力をあげる)のことを指します。

日本に伝わってからは手技療法の一つとして一般大衆に親しまれてきた手技です。

 

③    指圧

指圧は古法按摩・導引・柔道の活法にアメリカの整体療法の考え方が混ざってできた手技です。

疾病の治療および予防が目的とされています。

全身の体表に決められた部位に対して、遠心性(中心→末梢)に圧を加えていきます。

自然治癒力の働きを向上させ疲労を取り除き、健康を増進させる手技です。

 

言葉は違えど目的は一緒ですね。

次に3つの手技の異なる点を挙げていきます。

 

①    マッサージ

・直接施術部位の皮膚に触る

・滑剤を用いて行う

・求心性

・主に循環系を対象に軽擦・揉捏を行い、血液・リンパ液の還流を促す

 

②    按摩

・衣服の上から行う

・遠心性

・筋肉を対象に揉捏を主とした手技を行い、筋肉の硬結を取り除く

・目的に応じて様々な手技を組み合わせてリズミカルな複合圧としての刺激を与え生体の機能調節を図る

 

③    指圧

・衣服の上から行う

・遠心性

・生体に現れる反応点を対象とする

・主に一点圧の刺激を行い圧反射機転により神経・筋肉の機能調節を行う

 

実際のところすべての手技がミックスされて使われているところがほとんどだとは思いますが、施術ではこのような目的で手技を行っています。