スタッフブログ東洋医学の視点から鼻炎の原因・治療法を紹介~鍼灸治療がお勧めです

みなさんこんにちは。梅雨は明けていないのですが毎日暑いですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。今日は鼻炎についてのお話です。

鼻炎とは鼻水や鼻づまりなど鼻に起こる症状の総称を指します。今回は鼻炎を東洋医学の視点から説明していきます。症状や原因から4つに分けて紹介します。

鼻炎の症状と原因

①肝胆鬱熱(かんたんうつねつ)

辛い物の食べ過ぎ、アルコールの摂りすぎは体内に熱をためやすくします。またストレスなどの精神刺激により気の流れが悪くなると体内に熱を生じさせてしまうことがあります。東洋医学ではこの生じた熱によって起こる鼻炎のことを肝胆鬱熱による鼻炎といいます。花粉症の時期にアルコールで症状が悪化するのはこのパターンです。このパターンでの症状は鼻水は黄色く鼻づまりがきつい、顔がほてり時には頭痛が起きたりします。

②  脾胃湿熱(ひいしつねつ)

普段から甘いものや油っぽいものを摂りすぎていると体内に湿邪(湿気)がこもってしまいます。この湿邪は脾や胃に影響しやすく、食べ物の消化機能を低下させます。また脾という場所は水分代謝も担っていますので、水分の巡りが悪くなります。これが鼻に悪影響を及ぼした際に症状がでると脾胃湿熱による鼻炎ということになります。このパターンでの症状は鼻づまりがきつく鼻水は粘りが強い、頭がぼんやりとして全体的にだるい、場合によっては食欲が減退することもあります。

③ 脾気虚

飲食の不摂生や過労、思い悩みすぎると②の状態が悪化します。東洋医学での脾や胃の働きが低下すると生命活動で必須である気や血の生成が悪化していきます。新鮮な気や血が頭部に巡らなくなり、邪気が滞って鼻に悪影響を及ぼした場合鼻炎となります。このパターンでは、鼻水は白く鼻づまりは一定でない、息切れがし倦怠感がある。消化不良で食欲不振など消化器系の症状も出ます。

④ 肺気虚(はいききょ)

カゼや疲労などによって体力が落ち免疫が落ちている状態です。免疫が落ちているため新たにカゼをひきやすく、なかなか症状が改善しないことが多いです。一般的に言う「弱っている」という状態です。ほかの症状を治しても鼻炎だけ残るという方もこのパターンが多いです。症状は、鼻づまりは一定でなく鼻水は白い、カゼをひきやすく体力が低下している。寒冷環境で悪化しやすく、疲れやすいのが特徴です。

症状の原因を探って根本的な治療を行うことが改善への近道

当院ではこのような場合、来院時に鼻水や鼻づまりなど鼻炎症状以外にも、全身症状や生活習慣、仕事の状況など様々な質問をさせていただきます。症状の原因を探って根本的な治療を行うことが改善への近道だと考えております。

灸治療を行い体質改善を指導します

もちろん症状に対しての治療も行います。今回の場合は以前にも紹介した迎香など鼻症状に効くツボに鍼灸治療を行いつつ、問診や脈診、腹診などからその方にあったツボを選択し治療していきます。慢性鼻炎になっている場合は体質改善を行う必要がありますので、日常生活での注意点なども指導していきます。

今回紹介したものは一部ですので鼻炎の原因はまだまだあります。鼻炎にお悩みの方はお気軽にご相談ください。