スタッフブログ【東洋医学的見解】腎の気の低下よる耳鳴り(30代女性・会社員)~鍼灸治療・筋肉を緩め血流を改善

みなさんこんにちは。いろいろなところでイルミネーションが始まりクリスマスムードになってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今日は耳鳴りについてのお話です。実際に来院された方をもとに紹介していきます。来院時の状況は以下の通りです。

来院時の状況・問診内容

・30代の女性
・耳が聞こえにくいと思っていたら耳鳴りがし始めた
・元々肩こりがきつくてたまに頭痛がする
・耳鳴りがするのは左の耳でキーンという音が聞こえる
・普段は事務作業をしていて左側で電話をとることが多い
・仕事が忙しくて睡眠時間が足りていない
・朝起きた時から疲れている気がする
・最近席替えをして左側に苦手な人が来た
・病院では突発性難聴と診断されて薬をもらった

まずは耳鳴りについて説明していきます。

耳鳴りとは

周りに音源がないにもかかわらず、自分にだけ耳や頭の中で音が聞こえる現象

耳鳴りの種類

①    高音性耳鳴り:高音域の音
②    低音性耳鳴り:低音域の音、圧迫感、こもった感じがする
③    断続音型耳鳴り:時計の音のようなものが断続的に聞こえる
④    破裂音型耳鳴り:はじけるような音
⑤    共鳴型耳鳴り:一定の音に対してエコーがかかったように響く
⑥    自声強調型耳鳴り:自分の発した声が大きく聞こえる
⑦    過敏型耳鳴り:高い音や食器の音が響く、聴覚過敏症
⑧    頭鳴り:耳ではなく頭の中から音が聞こえる

耳鳴りの診断

耳鳴りで病院に行くと次のような名前をもうことがあります。

①メニエール病

耳鳴り+めまいの症状があると診断されることがあります。

② 突発性難聴

検査で聴力の低下が認められたり、耳が詰まった感じがある際に診断されることがあります。

③ 急性低音障害型感音難聴

突発性難聴と似ていますがこちらは低音域での聴力の低下が認められた場合や、耳が詰まった感じ、低音の耳鳴りがする際に診断されることがあります。

他にも耳鳴りの症状を訴えるものがありますが今回はメジャーなもののみ紹介しました。

耳鳴りの原因

耳鳴りの原因やメカニズムは実はよくわかっていないんです。ですが不安に思うことはありません。こんな時こそ東洋医学の出番です。

東洋医学的に診た耳鳴り

東洋医学からみた耳鳴りは主に3種類に分けられます。

① 腎の気の低下

腎とは生命エネルギーを溜めておくところで、加齢や疲労により低下していきます。現代社会では忙しくて睡眠時間が足りてないという方が増えています。そのような方は腎の気が低下しやすくなっています。また腎と耳は密接に関係しているので、腎の気が低下してくると耳鳴りや耳が詰まった感じが出てくることがあります。

②イライラなどのストレス

イライラするタイプのストレスは気の巡りを悪くさせます。このタイプは気が上半身や頭・顔面部にたまりやすくなりので、耳鳴り以外にも顔がほてったり、動機がする、情緒不安定になったりすることもあります。

③ 水分代謝の低下

みぞおちあたりがぽちゃぽちゃしたり、顔や手にむくみがある人は全身の水分代謝が落ちている証拠です。余分な水分が上半身に上がってしまうと耳鳴りやめまいを引き起こすことがあります。

今回の患者さんは症状のほかに、脈やお腹など東洋医学的な見解から、腎の気が低下したことによる耳鳴りと考えられます。施術は腎の気を補う鍼灸治療と筋肉を緩め血流をよくすることを主に行いました。

まずは耳鼻科や脳外科など専門医の診察を

まれにですが脳の疾患が原因で耳に症状がでることもありますので、まずは耳鼻科や脳外科など専門医の診察を受けるようにしてください。また耳鳴りは完治するのに時間がかかるといわれています。無理のない範囲で施術を続けることをおすすめします。